名刺SNS

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最近、展示会で知り合った人から教えてもらいました。名刺SNS、”eight”。
 
facebookとかをビジネスで使っている人もいるようですが、当たり前のことながら「友達申請」してつながる、というパターンなので、ひと手間はいります。
 
eightの場合は、名刺を交換するという行為で、ネットワークが確立されたとみなされるので、名刺交換しているユーザ同士は自動でつながることになります。
 
名刺交換って、ビジネスパーソンの「友達申請」なんだなあ、と思った次第。
 
正面切って、facebookで友達になりましょう、と言うと少し構えてしまいますが、これだと名刺交換をした相手がゆるーくつながるので、お互いの動向を何となく知れる、という結構重宝する仕組みです。
 
私は、この「何となく」、というのがだいぶキモだと思っております。
 
「弱い紐帯の強いつながり」という概念を提唱したのは、マーク・グラノヴェッターというアメリカの学者だそうですが、まさにこの理論を地で行くサービスではないでしょうか。
 
これ、言葉で言っても分かりづらいので、興味ある人は是非トライしてみてください。
 
とりあえず、300枚ほど名刺を取り込んでみたところ、30人ほどがeightユーザーになっているようです。
 
面白い傾向として、金融業界のユーザーはゼロでした。個人情報保護の観点とかで、こういうのが禁じられているのかもしれません。
意外と、公共機関の方はいましたね。
 
あとは、特に業種に関係なく分布している感じですが、部門長クラスなど、高位の役職者の割合が高かったです。
 
これは、高位役職者はコネクションを重要視するので登録しているのか、コネクションを重視する価値観を持つ人が出世するのか、どちらとも考えられますが、後者が正とすると、今は役職が高くないユーザーをウォッチしておくとそのうち出世する、という傾向が出るかもしれません。
 
とりあえず、今の仕事の分しか取り込んでいませんが、前職の分もぼちぼちやっていきたいと思います。
 
友達、千人できるかな、というノリですね。

 

参考:eightのサイトです。

https://8card.net/

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